重要文化財杉本家住宅 「ひな飾り展」がスタートしました

江戸時代終わり頃の有職雛 〔撮影/蛭子真〕

パルティスが現在お手伝いをしております公益財団法人奈良屋記念杉本家保存会では、3月2日(土)より「ひな飾り展」が開催されています。

初日の報道関係者公開には、読売新聞社、産経新聞社、京都新聞社、神戸新聞社からご参加いただきました。(デジタル公開された記事は以下の通りです)
 産経新聞
 京都新聞

杉本家は、江戸期寛保3 年(1743 年)創業の呉服商で、他国店持京商人として佐原(千葉県香取市)や佐倉(同佐倉市)に出店を構えて京呉服を商った大店。京本店として機能した杉本家住宅は、四条烏丸の南西、綾小路通りに面し、間口約30m、奥行き約50mの敷地を占める大規模京町家です。母家は元治元年(1864 年)の蛤御門の変の大火で消失後、明治3 年(1870 年)に再建され、2019 年には築149 年を数えます。

杉本家の雛人形は、京都の町衆が好んだと言われる京都の宮廷文化を写し取った有職雛が特徴。会期中は、母家が消失した元治元年の大火の際にも、土蔵に守られて災禍を免れた江戸後期の有職雛や、明治期の源氏枠御殿飾りの有職雛、昭和初期の珍しい狆引き官女が並び、また9 代目夫人の実家(伏見 齊藤家)ゆかりの江戸後期の享保雛、古今雛なども展示されます。1世紀半の歴史を刻む杉本家住宅の空間で、人々の営みの歴史を感じながら、江戸享保年間から昭和にかけての雛人形の移り変わりを一堂にご鑑賞いただくことができます。

会  期: 3月2日(土)〜31日(日)〔休館日:月・火および3月30日〕
開館時間: 午後1時~午後5時(閉館)
場  所: 重要文化財杉本家住宅(京都市下京区綾小路通新町西入ル矢田町116)
入 場 料: 大人ひとり1,500円、高校生以下ひとり800円
事前申込: 不要
※ご入館の際に、靴下の着用をお願いしております。

また、3月3日と21日には「雛と楽しむ京和菓子とお抹茶」と題した企画も開催されます。雛人形が飾られる同住宅で、杉本家の蔵に代々伝わるお茶碗とお皿を使い、京都の和菓子とお抹茶を楽しんでいただこうというもので、和菓子は京都の有名菓子店の上生菓子を、お抹茶は、杉本家の縁戚で、京都宇治に茶園を持ち製茶業を営んでいる松北園製の厳選抹茶をご用意いたします。

日 時: 3 月3 日(日)・3 月21 日(木・祝)
時 間: 午後1時〜午後4時〔時間中随時〕
参 加 料: 大人ひとり3,000 円、高校生以下ひとり2,300 円(杉本家住宅への入場料を含む)
事前申込: 公益財団法人奈良屋記念杉本家保存会 TEL:075-344-5724 まで電話でお申し込みください。