パルティスについて
株式会社パルティスは、1991年より“広報”の仕事に携わってきた鈴木苑子が、大企業のような発信力をなかなか手にすることができない中小組織の広報をサポートすることを志に、2018年10月20日に設立した会社です。
その業務の形は、記者発表や国際会議、ホームページ制作などの単発業務もお引き受けする一方、組織内に広報の担当者(他業務との兼務で構いません)を置いていただき、その担当者に28年にわたって身につけた鈴木の広報のノウハウを注ぎ込みながら業務遂行をサポートし、その組織にサステナブルな広報能力を構築することを目指します。
また、英語のコミュニケーション力の不足により海外向け発信を躊躇されている中小組織には、英語のホームページやパンフレットなどの発信ツールをご用意するほか、英語の問い合わせ対応をお引き受けいたします。
加えて、発信力の強化に欠かせないデザイナーやカメラマン、アーティストなどのクリエイティブの力が必要となる場面には、19年間勤務した京都造形芸術大学の卒業生を中心に、クリエイティビティの高い人材とマッチングいたします。
拠点は、京都と東京。ご要望がございましたら、日本全国どちらにでもお伺いいたします。
社 名: | 株式会社パルティス(PARTIS CO., LTD.) |
代 表: | 鈴木苑子 |
所在地: | 京都市内 +東京近郊にも拠点有 |
創立日: | 2018年10月20日 |
資本金: | 500万円 |
鈴木苑子の職務経歴書
1. 学歴
1983年3月 国際基督教大学高等学校 卒業
1987年3月 東京女子大学文理学部英米文学科 卒業
2. 職務経歴
1987年4月 ボッシュ株式会社 入社 直納事業部 配属
世界的自動車部品メーカーの同社において、三菱自動車やホンダなどの国内大手自動車メーカーの工場向け商品をドイツおよびアメリカの工場に発注・輸入し、カンバンシステムに従って納品するまでの管理業務。英語によるコレスポンデンス能力を身につけるとともに、広報委員会に所属して社内報を発行する業務に従事した。
1991年1月 株式会社コスモピーアールに転職 アシスタントAE(アカウントエスグゼクティブ)/1992年4月 同社 AE代理 昇進
広報のスペシャリストを目指し転職。主に外資系の顧客チームに所属し、記者発表や展示会、PRイベントをはじめ、ニュースレターやプレスリリースの配信など、バイリンガル広報(日本語・英語)のイロハを学ぶ。
1993年4月 フリーランス
師事した上司の退職を機にフリーランスに転身。文化芸術・音楽業界、テーマパーク業界などを中心に、記者発表、PRイベントやツアーの企画・実施運営などをはじめとする広報業務や海外コレスポンデンス業務に従事。
1999年6月 京都造形芸術大学(現 京都芸術大学)東京連絡所(信濃町)着任
財団法人日本文化藝術財団理事長(当時)の徳山詳直氏からの依頼により、同氏が理事長を務める京都造形芸術大学(現 京都芸術大学)の東京連絡所に着任、机ひとつで同大学の東京窓口としてスタートした。98年にスタートした同大学通信教育課程の東京スクーリングを1年に85講座開催運営し、東京にサテライトキャンパスを擁する基盤を作ったほか、同大学にとって初めてとなる東京での記者発表などを開催。
2001年4月 京都造形芸術大学 東京サテライトキャンパス(人形町)移転
通信教育の拠点としてオフィスビルの3フロアからスタート。年を重ねるごとに増床し、8階建のビル全フロアを占有するまで発展した。またこの間に、活躍する卒業生を紹介する展覧会「混沌から躍り出る星たち」展を東京・青山の草月会館やスパイラルで開催したほか、東京・京都でいくつもの記者発表やお披露目会を開催。
2010年7月 京都造形芸術大学 外苑キャンパス(北青山)移転
通信教育課程の規模が大きくなり、神宮外苑の新キャンパスに移転。新キャンパスオープンとともにスタートする一般向け公開講座104講座の枠組みを構築した。
2011年4月 京都造形芸術大学 京都本校 広報室 異動
東京から京都本校に異動となり、学生募集とは別の広報専門部署を任されてスタート。それまで年間25件程度だった同大学に対するマスコミからの問い合わせを、着任の年から毎年200〜300件の規模に拡大させた。2013年に、編集とデザインの教員を招聘して学生編集部を組織し、広報誌『瓜生通信』をデザインや編集、写真などの学生の学びの場として発展させたほか、ホームページの整理改革を行い、トップページへのアクセスが1日2,500view以上に、そしてその後年々約2割のペースで増え続けるサイトに育てた。2015年にはFacebookページの運営を、2016年にはウェブマガジンの運営をスタートさせて、デジタル発信の基盤を構築した。中でもFacebookページは、Meltwater社が運営するFacebookページ評価サイトで、常に国内「大学」分野の上位に評価された。また、数々の記者発表、記者懇談会、お披露目会を成功裡に開催し、NHKの『たけしアート☆ビート』や『デザイン トークス』、TBS『別冊アサ秘ジャーナル』をはじめ、数々のテレビ特番や報道特集の取材収録を実現させた。
2018年2月 京都造形芸術大学退職
体力の限界を感じ、30代の後輩に全てを引き継ぎ退職。
2018年10月 株式会社パルティスを設立
これまでの経験を世間のお役に立てたいと起業。
3. 活かせる能力
(1)広報に関わるすべての業務
記者発表、PRイベント、パブリシティ、ホームページ制作、SNS運営、ニュースレター・広報誌発行、危機管理広報など、広報に関わるすべての業務に精通。
(2)芸術・デザイン分野の人脈
京都造形芸術大学での19年もの経験により、各分野のクリエイティブな人材との人脈を持つ。
(3) 海外とのコミュニケーション力(TOEIC900点)
京都造形芸術大学では海外メディアからの取材対応をはじめ、外国からの問い合わせ窓口として機能してきた実績がある。また、京都造形芸術大学在職中に培った英語の翻訳・コミュニケーションネットワークがある。
(4)ゼロから作り上げる能力
京都造形芸術大学の東京の拠点や公開講座プログラム、京都本校の広報室など、ゼロから立ち上げて来た実績がある。
(5)使用可能なソフトウェア
- Microsoft Word/Excel/PowerPoint
- FileMaker Pro
- Adobe Illustrator/Photoshop
- WordPress(既存のテーマを使ったホームページ制作可・CSSコーディング不可)
- Adobe Premiere Pro(簡単な動画編集可)
(6)裏千家茶道(準教授)
19歳の時から学ぶ裏千家茶道は準教授の資格を持ち、京都造形芸術大学では国内外のお客様のおもてなしをする業務も行ってきた実績がある。
より詳しい職務経歴書もご用意しています。どうぞお問い合わせください。
社名について
会社の名前を株式会社パルティス(PARTIS CO., LTD.)と定めました。
この名前は、ラテン語 “Ars gratia Artis(=芸術のための芸術/Art for the Sake of Art)”を雛形にしています。元は1836年に、急激な産業革命が進む中「芸術はもっと政治や社会改革に貢献すべきである」という世間の風潮に対して、V. クーザンが言ったフランス語” L’Art pour l’art”がラテン語訳されたもの。この”Ars gratia Artis”の最初のArs(芸術)を「広報(=Public Relation)」のPに置き換え、京都造形芸術大学創立者で恩師の徳山詳直氏の遺志「藝術立国」をささやかでも継いでいきたいという気持ちを込めました。
「PARTIS」には、PARTYの語源や「部分」という意味が内在します。若い時分から数々のパーティを企画し、多くの友人に恵まれてきた私にとって、これ以上の名前は無く、座右の銘「一燈照隅」を思えば、照らすべき一隅そのものです。
この名前に恥じないように、日々邁進していきたいと思います。
ロゴマークについて
京都造形芸術大学在職中、広報誌『瓜生通信』の制作現場を、学生の「編集」「デザイン」「写真」の学びの場にすることを目指して大改革を行いました。2013年の頃のことでした。この学生編集部から、続々と新しい才能が生まれ、社会に羽ばたいて行きました。この『瓜生通信』編集部の出身で、現在グラフィックデザイナーとして活躍している溝邊尚紀さんに、パルティスのロゴや名刺、封筒などのデザインをお願いしたら、とても素敵に仕上げてくれました。
「企業やブランドのロゴにおいて、ロゴが何度も変わるということはよくあります。それは変わる前のロゴが間違っていたのではなく、時期により会社のビジョンが違うからなのです。」まだ起業したてのパルティスは「どんな会社なのかを多少説明的でも発信していく必要がある」と、キャッチフレーズ入りのデザインを提案してくれました。
Building Bridges with the Worldのフレーズは、カナダ人のエリック・ルオンさんとともに決めました。発信の仕方が分からずに苦労をされている方々のために、世間、世の中、様々な世界、はたまた国境を越えた先へつながる架け橋を打ち建てることができたらと思っています。